Azure小ネタ&お知らせ
こんにちは
イノベーションオフィスの吉田です。
この前Azureを触った時に少しハマったのでそのお話しとお知らせです。
先日、AzureでEthereumを使用した環境構築をする機会が有りました。
せっかくAzureを使うのでMarketplaceから「Ethereum Proof-of-Work Consortium」を使おうとしたところ・・・
Mining NodesとTransaction Nodesで最低3台のインスタンスが必要っぽいです。
そうなるとそれなりにお金がかかるのでこちらはあきらめてUbuntuサーバ1台の中に環境を構築することにしました。
Ubuntuサーバを作成する際には以下のような項目を埋めていく必要があります。
流れに沿って進んでいくと、「デプロイを送信しています…」という通知が出ますので後は待つだけですね!
ところが私の場合ここでエラーが出ました。
画像を撮り忘れてしまったのですが、「デプロイに失敗しました」的なメッセージだったかと思います。
しかしそこには詳しいメッセージは表示されず・・・
色々探してみたところ、以下の手順で詳しいメッセージが確認出来ました。
- 一番左のメニューの「モニター」を選択
- その左のメニューの「サブスクリプションの概要」を選択
- 表示された画面中央付近の「アクティビティのエラー」を選択
- アクティビティログの一覧が表示されるので、該当するであろうメッセージを選択
こうすると画面下部にエラーの詳細が表示されます。
私の場合は「パラメーター linuxConfiguration.ssh.publicKeys.keyData の値が無効です。」と出ていました。
調べてみるとサーバの基本設定時に設定したSSH公開キーがまずいようです。
これ、入力チェックは通っていますし、他の環境で使用出来ているやつなんですけど・・・
というわけでいったん認証の種類をパスワードに変更すると無事デプロイに成功しました。
後はUbuntuにログインして手動でSSHの認証方法を変更するのがいいかと思われます。
と、Azureにハマったお話しでした。
少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
そしてお知らせですが、先週もお伝えした通り今夜Schooに出演いたします!
よろしければご覧下さい!
それでは!
書いた人:イノベーションオフィス 室長 吉田