安否確認サービスgetherdのご紹介
ブロックチェーン関連事業を担当している取締役です。
(ググると、すぐに誰だか分かってしまいますが。。。)
昨年夏にリリースした安否確認サービスのgetherdについて、今更ながら解説したいと思います。
弊社では、BCP(事業継続計画)のコンサルティングもサービスにラインナップしていますので、以前国内の安否確認サービスについて総当たり的な調査を行ったことがあるのですが、それらのどれよりも優れたコンセプトのサービスを作ってしまいました。
優位性1 無料で使える
getherdは基本的に無料で利用できます。
DENコインで安否の登録回数が管理されていますが、広告を受信(表示ではなく)すると、その分のコインが補充される仕組みになっています。
優位性2 メールが輻輳しない
一般的な安否確認サービスは、大地震などが発生すると、安否の登録を依頼するメールが一斉配信されますが、東日本大震災の際はこのメールが輻輳して、依頼が届くまでに非常に長い時間がかかるケースが多発しました。
getherdではメールを使用しておらず、安否登録の依頼も独自のブロックチェーンネットワークを通じて配信されますので、インターネット接続が維持されていれば、即座に依頼を届けることができます。
優位性3 非常にサービスダウンしにくい
一般的な安否確認サービスは、全てのユーザーが特定のサーバーに接続して利用しなくてはならないため、そのサーバーやサーバーへの通信路に問題が生じると、サービスを利用することができなくなってしまいます。
getherdは、スマホアプリがブロックチェーンネットワーク上のいずれかのノード(サーバー)に接続できれば利用できます。
言い換えれば、いずれかのノードが生きていれば、サービスを継続することができますので、サービスダウンは非常に起こりにくいです。(理論上。)
優位性4 通信網の輻輳に非常に強い
一般的な安否確認サービスは、全てのユーザーが特定のサーバーに接続しますので、特定の通信路にトラフィックが集中し、簡単に輻輳を起こしやすいです。
getherdは、スマホアプリがいずれかのノードに接続できれば良いので、輻輳している通信路を迂回して接続できるノードに接続し、サービスを利用することができるため、通信網の輻輳にも非常に強いです。(理論上。)
優位性5 会社にメールアドレスを教える必要がない
BCPコンサルとして担当の方々にお話を伺うと、会社にプライベートのメールアドレスを教えたくないという社員が多く、安否確認サービスが十分に活用できないというお話を聞くことがよくあります。
getherdではメールアドレスを使用しませんので、社員の皆さんのプライバシーを守りながら、ちゃんと会社と繋がることができます。
他のサービスと比べて、劣るところがない。。。
しいて言えば、緊急地震速報を受けての安否登録依頼の自動配信には現時点で対応していません。
BCPコンサルタントの立場から言うと、大災害が発生したら当然気付くので、それぞれ自主的に安否登録するように教育しておくことの方が重要でして、緊急地震速報対応は重要そうに見えて、いらない機能ですので、減点にはなりませんね。
皆様、ぜひお使いください!
ダウンロードはこちらからどうぞ。
getherdは、安否確認サービスとして革新的なプロダクトですが、ブロックチェーンを使ったサービスとしてもユニークなものになっています。
その話は、また別の機会に解説したいと思います。
書いた人:取締役 石原