CEATEC JAPAN 2017 に行ってきました!
こんにちは、イノベーションオフィスの吉田です。
先週 CEATEC JAPAN 2017 に行ってきました。
色々なメディアで紹介されていますので、今回は私が個人的にビビッっときた製品をご紹介したいと思います。
Virtual Drone for Training
バーチャルなドローンで操作のトレーニングが出来る製品です。
ゴーグルはOculusを使っているのですが、そこにカメラが取り付けてあります。
なのでゴーグルを付けると実世界の映像の中にバーチャルなドローンが表示される仕組みです。
ドローンの操作はゲーム用のコントローラで出来、操作感はかなりリアルでした。
実世界の映像が見えるので、ユーザは移動も可能ですし、色々なものに応用が出来そうです。
wena wrist
スマートウォッチって普段の時計と2つ付けてる方とか見かけますよね。
それを解消してくれる製品です。
バンド部分にスマートウォッチ機能を持たすことで、お気に入りの時計(ヘッド)がスマートウォッチに変身する仕組みです。
機能としては以下が使えるそうです。
バンドの種類も結構豊富みたいなので、ちょっと欲しくなっちゃいました(笑)
卓球ロボット
こちらはテレビなんかで紹介されていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
AI搭載卓球ロボットです!
以下のサイトの動画を見ていただければわかる通り、結構ちゃんと打ち返してくれます。
これ、もっと進化したら人間超えちゃいますよね・・・
CLEAN-Boost技術
今回一番ビビビビッと来たのがこちらです。
普段は捨てられるほどの小さなエネルギーを蓄電・昇圧させて利用する技術です。
振動発電や土壌の温度差による発電で出た微細なエネルギーを使って、定期的なデータの送信なんかに使うようです。
これにより電池レス無線センサが実現したということで、IoTの可能性が広がった感じがしませんか?
MaBeee
乾電池型のIoTデバイスです。
以前こちらもテレビなんかで紹介されていましたね。
Bluetoothでスマホと接続して、電池のON/OFFがスマホから出来るみたいなやつです。
この製品にセンサー機能が追加されたそうで、例えばリモコンにこれを使えば、リモコンを押した回数をカウント出来るんだそうです。
スマホを経由してWebに通知するようにしておけば、遠くに住んでいる家族の見守り的な使い方なんかも出来そうですね。
ヒアラブルデバイス
響きでピンと来る方も居るかもしれませんが、耳に付けるタイプのウェアラブルデバイスです。
しかも耳音響認証により個人認証も可能との事です。
マイク・イヤホンはもちろん、モーションセンサや地磁気センサなども搭載されており、アイデア次第で使い方が広がりそうな製品ですね。
AIを用いた音声分離技術
マイク1本で2者以上が同時に話す声の聞き分けが可能なんだそうです。
世界初らしいので、注目ですね。
いつかAPIが提供されたら使ってみたいです。
まとめ
今回のCEATECのテーマがCPS/IoTということでしたが、AI・ロボットなんかも含めて興味深い製品・サービスが沢山展示されていました。
全部回るのはなかなか大変ですが、見てみることで理解しアイデアが生まれてきたりするものだなぁと実感しました。
また展示会などに行ったらレポートしたいと思います。
それでは。
書いた人:イノベーションオフィス 室長 吉田