Denen blog

株式会社電縁の社員によるブログです。

Google Home と Nature Remo で布団から出ない生活を!

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こんにちは

イノベーションオフィスの吉田です。

 

相変わらず寒い日が続きますね。

この時期は布団に入ったら出るのが面倒になります。

そこで布団から出なくても済むようにGoogle Home(とNature Remo)をいじってみたのでご紹介です。

 

Google Home

実は先月にGoogle Homeが安売りされていたのですが皆さんご存知でしょうか?

www.itmedia.co.jp

私はその時にGoogle Home Miniを買ってあったので、早速セットアップしてみました。

セットアップはとても簡単で、Homeアプリをスマホにインストールして、手順通りに作業するだけです。

詳しくは以下のサイトが参考になるかと思います。

www.datacider.com

Google Play Musicが3ヶ月無料らしいのですが、そこの設定は特に行いませんでした。

 

Nature Remo

はい、そして今回の一番のキモがこちらの Nature Remo になります。

nature.global

いわゆるスマートリモコンというヤツですね。

Google Homeを買ったついでにネット注文したのですが、12月に注文して届いたのは1月になってからでした。

今も注文から受け取りまでには時間がかかるようです。

 

では早速こちらもセットアップなのですが、Nature Remoは公式サイトに詳しく手順が載っています。

はじめてのRemo — Nature

こちらもRemoアプリをスマホにインストールして、手順通りに作業するだけです。
簡単ですね!

 

Google Home と Nature Remo の連携

今のままではGoogle Homeは会話をするだけ、Nature Remoはスマホから操作する必要がある状態です。

というわけでこの2つを連携していきましょう。

以前はIFTTTを使う必要が有ったのですが、現在は以下のように直接連携が出来るようになっています。

※ただし、エアコン1台、テレビ1台、照明1台までという制限があります。

nature.global

 

ご覧いただくと分かると思いますが、Nature Remoはエアコンの設定は一発で出来ますが、それ以外のものに関しては1つ1つ信号を設定する必要があります。

若干面倒に感じるかもしれませんが、布団から出なくて済むことを思えば安いもんです(笑)

あとは是非ショートカットの設定をオススメします。

これを行う事で「ねぇGoogle、ネイチャーリモを使ってエアコンをつけて」と言うところを「ねぇGoogle、エアコンつけて」と言うだけで済むようになります。

 

IFTTTとの連携

直接連携でも色々出来ることは有るのですが、複数のアクションを同時にさせたい時などはIFTTTを経由する必要があります。

Google Assistant(Google Home)のフレーズをトリガーに、IFTTTを経由してNature Remoを操作する流れです。

設定は以下のサイトが参考になるかと思います。

1000ch.net

このIFTTTの設定時に、まったく同一のトリガーに対して違うアクションを設定してあげると、複数のアクションを同時に行ってくれます。

ただし、実行順は保証されていないのでそちらは注意が必要です。

 

IFTTTの処理にディレイを入れる

先ほど「実行順は保証されない」と書きましたが、オフタイマーの設定などで使いたいケースって出てきますよね?

そこでディレイを入れられないか調べてみたのですが、Google Home、IFTTT共にそういった機能は無いようです。

しかしIFTTTのWebhookを使えば実現できるようです。

流れとしては以下の感じです。

  1. Google Assitantをトリガーとして、Webhookで外部のURLを叩く。
  2. 外部のURLに置かれたスクリプトでディレイ処理を行った後、IFTTTのイベントを叩く。
  3. Webhookで外部から叩かれたら、Nature Remoの特定のボタンを操作する。

この外部のスクリプトですが、実際に実装している方がいらっしゃいました。

Adding a Delay to IFTTT Recipes

Webhookのキー、実行するイベント、ディレイする秒数をパラメータとして渡すと、指定秒数後にIFTTTのイベントを実行してくれるようですね。

ただ、外部サービスにキーを渡すのは少し気がひけます・・・

というわけで、大したものではありませんがその部分だけPHPで作ってみました。

  1 <?php
  2   if (isset($_GET['wait'], $_GET['event'])) {
  3     sleep((int)$_GET['wait']);
  4     $res = file_get_contents("https://maker.ifttt.com/trigger/" . $_GET['event'] . "/with/key/XXXXXX");
  5   }

4行目のXXXXXXをご自分のキーに書き換え、PHPが実行できるサーバに置き「?wait=2&event=tv_menu」みたいな感じのパラメータでアクセスすれば、ディレイが実現出来ます!

これを利用すれば(少し時間はかかりますが)更に様々な操作が可能になりますね。

 

というわけで布団から出たくないために頑張ったというお話でした。

今のところはエアコン、テレビ、照明だけで事足りているものの、他にも何か使えないか模索中です(笑)

それでは皆さん、Google Homeで良い布団生活を!

 

書いた人:イノベーションオフィス 室長 吉田

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