CentOS 7 のサーバに go-ethereum をインストールしてみた
こんにちは、イノベーションオフィスの吉田です。
普段は Ethereum を利用する際は Ubuntu を使う事が多いのですが、先日 CentOS 7 のサーバにインストールする機会が有ったのでご紹介させていただきます。
Go言語のインストール
まずはGo言語のインストールです。
go-ethereum の make には golang の 1.7 以上が必要なのですが、 yum では残念ながら 1.6 しかインストールできません。
というわけでバイナリ版をダウンロードしてきて利用したいと思います。
Downloads - The Go Programming Language
上記サイトからOSバージョンに合ったファイルをダウンロードしてきます。
今回は「go1.9.linux-amd64.tar.gz」を利用します。
ダウンロード・解凍し、 /usr/local 以下に配置しました。
次にパスの設定を行います。
バージョンの確認が出来ればOKです。
go-ethereum のインストール
続いて go-ethereum のインストールですが、その前に必要なものをインストールしちゃいましょう。
続いて go-ethereum のソースを落としてきてコンパイルします。
geth コマンドが通るように /usr/local/bin にコピーしました。
ここまでくれば後は普通に使えますので、以前の記事等を参考にしていただければと思います。
最後に
CentOS 7 なら epel リポジトリを追加すれば 1.7 以上の golang もインストール出来るはずなのですが、私の試した環境ではダメでした。
というわけでバイナリ版を使う方法をご紹介させていただきました。
誰かの助けになれば幸いです。
それでは。
書いた人:イノベーションオフィス 室長 吉田