Denen blog

株式会社電縁の社員によるブログです。

仕事よりも本気!?電縁の部活動を紹介!!

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どうも、5年目の飲み会大好き内山です。
 今回は弊社の福利厚生の1つとして部活動について紹介したいと思います。
 

部活動制度

弊社には部活動制度があり、承認された部活は1回の活動につき
1人あたり3,000円まで活動費をサポートしてもらえるという制度です。
 
現在、フットサル部、ダーツ部、そして今年から野球部と3つの部活があり、
どれも部員数20人前後のため単純計算すると社員の半分くらいが
何かしらの部に属してることになります。
 
ちなみに私はフットサル部、ダーツ部に所属してます。
 
だいたいどちらも月1回の活動で部署・チーム問わず色々な人でわいわいやってます。
 
フットサル部は年1回出場チームが200チーム程の健康保険組合の大会に出たりして、会社の宣伝塔となるべく頑張ってます!
 
ダーツ部もいずれは大会で目立てるようになりたいこの頃です。
 

部活動の面白いところ

さて、部活動の面白いところは
・業務では関わってないメンバーと一緒にやる
・上下関係とか気にしない
・健康増進
といったところだと思います。
 
やっぱり、業務だけだといつも顔合わせるのが同じメンバーになりがちなんですよね。
勤務場所も所属チームによってそれぞれだし。
それなりに社員いるので名前は聞いたことあるけど・・・って人が実際います。
会社は家族!とは言いませんが、せっかく同じ組織体にいるので関わりは持ちたいと個人的に思います。
部活動をやっていると業務とは違う人が集まり、そのまま飲みに行ったりと交流の場になるので
他の機会で会ったときも気軽に会話ができて楽しいものです。
 
フットサル部とダーツ部だと顔ぶれが違って面白いもんです。
  
また、部活動では上下関係とか一切ありません。社風としてそもそもゆるい方だと思いますが。笑
どの部も上級者から初心者まで色々混じってやってます。
上司だから気を使うなんてことはなく対等です。
熱く勝負をし。一緒にわーっと楽しみ、上手いと新人でもヒーローになれるのが
部活動の良さだと思います。
 

最後に

身体を動かせばもちろん健康的ですね!
オフィスワークがメインとなるため習慣的に身体を動かす機会があるのは良いものです。
強靭な精神は強靭な肉体から。日頃から身体を動かして仕事も遊びもバリバリやりましょう!
ダーツ部だってしっかりしたスポーツですからね!
 

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意外と身近に共通の趣味を持った人間がいるかも?
たまには仕事と飲み以外でも!
そういう出会いの場を提供してくれるのが部活動です。
 
部活動は会社の補助で遊べるというオトクな制度であると同時に、
こんなメリットがあるのでぜひ利用しましょう!
 
今度は技術的な真面目なやつでも書こうと思います!
では、次の人どうぞ〜
 
書いた人:飲み会大好き 内山

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社長室の本棚

こんにちは。
今回担当になりました、電縁 テレコム第2チームのサクマです。

 

初めての投稿ということで、何か楽しいネタを…と考え、社長室に乗り込むことにしました。

 

弊社の社長室には大小たくさんの本棚がありまして、社長の蔵書がぎっしりと詰まっているのです。
本好きの私としてはやはり他人の本棚は気になるものです。やはり経営についての本が多いのでしょうか?それともIT関連?
社長室の本棚を眺めながら、社長と本の話題に花を咲かせてブログのネタにしようという作戦です。完璧!

 

「社長!blog記事のネタにするので本棚の写真撮らせてください!」

「あぁ、いいよ。」

 

と、あっさりOKをもらって、撮ってきた写真がこちらとなります。

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やばい。知らない本ばっかりでまったく話ができない(汗)。

 

えーと、ヨーロッパ近現代史が好きだということはギリギリわかりました…


写真には写っていないのですが、ヨーロッパ近現代史関連の名作をそろえつつ、背景資料としてヨーロッパの中世史や宗教、ヨーロッパと関連する諸地域あたりもおさえていて、たぶんそうだと思うのだけれど、私に歴史の教養がなさすぎてまったく本の話ができない…というか、明らかにIT業界の社長室の本棚ではない。

 

社長と本について語ろうと意気揚々と乗り込んだものの、全く本棚の内容についていけず、自分の無知に打ちのめされたというお話でした…。
(でも「銃・病原菌・鉄」は興味あるので今度借りようと思います。)

 

駄文におつきあいいただきありがとうございました。次の方にパスします。

 

書いた人:テレコム第2チーム サクマ

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EthereumにPHPから接続してみた(追記あり)

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こんにちは、Denen Blogへようこそ。
株式会社電縁で主にデジタルサイネージ業務を担当している吉田です。

弊社では去年から、ブロックチェーン(Blockchain)事業に取り組んでいます。
直近では Ethereum を使い PHP と連携しましたので、そこら辺のお話をしようかなと思います。

※補足を書きましたのでそちらもご覧下さい。
denen.hatenablog.com


<前提>

<トピック>

  1. 環境
  2. Ethereum の導入
  3. JSON-RPC 呼び出しの準備
  4. PHP からのアクセス

1. 環境

今回は Ubuntu 14.04 LTS を利用します。
OS をインストール後、お決まりのコマンドを叩きます。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

その後 SSH, iptables, ntp などのセットアップをしました。
続いて Apache + PHP です。
PHP のバージョンは 5.5 になります。

$ sudo apt-get install php5 libapache2-mod-php5 php5-curl

2. Ethereum の導入

今回は GO 言語製の Ethereum ノード、 go-ethereum 通称 geth を使用します。
導入にはこちら(http://techmedia-think.hatenablog.com/entry/2016/04/22/190810)を参考にさせていただきました。

まずはリポジトリを追加しましょう。

$ sudo apt-get install software-properties-common
$ sudo add-apt-repository -y ppa:ethereum/ethereum
$ sudo add-apt-repository -y ppa:ethereum/ethereum-dev

ここまで来たら後はインストールを行うだけです。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ethereum

インストールが完了したら早速 geth を起動させてみましょう。
まずはデータディレクトリを作成し、最初のブロック(ジェネシスブロック)の設定を記述します。

$ mkdir ~/eth_private_net
$ vim ~/eth_private_net/my_genesis.json

{
"nonce": "0x0000000000000042",
"timestamp": "0x0",
"parentHash": "0x0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000",
"extraData": "0x0",
"gasLimit": "0xffffffff",
"difficulty": "0x4000",
"mixhash": "0x0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000",
"coinbase": "0x3333333333333333333333333333333333333333",
"alloc": {}
}

続いてジェネシスブロックを生成し、 geth を起動します。

$ geth --datadir "/home/yoshida/eth_private_net" init /home/yoshida/eth_private_net/my_genesis.json
$ geth --networkid 57598955 --port 8955 --nodiscover --datadir "/home/yoshida/eth_private_net" console 2>> /home/yoshida/eth_private_net/geth_err.log

これでコンソールモードになったら起動は成功です。
オプションがいくつか指定されていますが、説明は以下にまとめました。

--networkid
これが共通のノードしか接続されません
--port
待ち受けに使用するポートです。電話番号下4桁にしてみました。
--nodiscover
ノードを自動で探しに行かないようにする設定です。
--datadir
ブロック等のデータが格納されるディレクトリを指定します。
console
起動と同時にコンソールを立ち上げます。

さて、続いては PHP からの呼び出しですが、その前に geth 側でもうちょっと準備を整えましょう。

3. JSON-RPC 呼び出しの準備

PHP からは JSON-RPC を経由してアクセスします。
ここではそこら辺の設定を行っていきます。

まずは現在のアカウント情報を取得します。
※先ほど起動した geth のコンソールを使用します。

> eth.accounts
[]

まだアカウントが作成されていないので作成します。

> personal.newAccount("password")
"0xb83fa0d1c6b34a42f900cca5a32400c3b6f69f4b"
> eth.accounts
["0xb83fa0d1c6b34a42f900cca5a32400c3b6f69f4b"]

これでアカウントが作成されました。
せっかくなので、マイニングを行った時の報酬を受け取れるように設定しておきましょう。

> miner.setEtherbase(eth.accounts[0])

続いて、現在のノードは RPC 呼び出しを許可していないので、オプションを追加して起動しなおしましょう。
まずはいったん geth を終了させます。

> exit

それではオプションを追加して再度起動しましょう

$ geth --networkid 57598955 --port 8955 --nodiscover --rpc --rpcaddr "0.0.0.0" --rpcport "8956" --rpccorsdomain "*" --rpcapi "eth,net,web3,personal" --datadir "/home/yoshida/eth_private_net" console 2>> /home/yoshida/eth_private_net/geth_err.log

頭に rpc と付いたオプションがいくつか付加されましたね。
説明は以下になります。

--rpc
RPC 待ち受けを許可する
--rpcaddr
RPC 待ち受けに使用するIPアドレス
--rpcport
RPC 待ち受けをするポート。FAX番号下4桁にしてみました。
--rpccorsdomain
RPC へのアクセスを許可するドメインです。"*"だと全て許可するのでノードを公開する際は注意してください。

これでノード側の準備は整いました。
次は PHP からの呼び出しになります。

4. PHP からのアクセス

いよいよ PHP からのアクセスを行うわけですが、ベタ書きするとなかなか大変なのでこちら(https://github.com/btelle/ethereum-php)を利用させてもらいます。
使い方は README にも書いてある通り、 require してクラスを生成するだけです。
今回はテスト用のスクリプトと同じディレクトリに配置して利用してみましょう。

$ cd /home/yoshida/php-eth/
$ ls -l
ethereum.php json-rpc.php
$ vim test.php
<?php

require_once 'ethereum.php';
$ethereum = new Ethereum('localhost', '8956');
print_r($ethereum->eth_accounts());

このスクリプトを実行してみると、以下のようにアカウントのリストが取得出来たかと思います。

$ php test.php
Array
(
[0] => 0xb83fa0d1c6b34a42f900cca5a32400c3b6f69f4b
)

もし接続できない場合はポートの設定などを確認してみましょう。

以上、駆け足で説明しましたが、PHPとの連携も意外と簡単に感じていただけたのではないでしょうか?
スマートコントラクトが絡んでくると少し複雑になってくるのですが、それはまた改めて記事に出来ればと思います。

それでは次の方、よろしくお願いします!

書いた人:デジタルサイネージチーム 吉田
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